40代の転職に「科学的な適職」は参考になったのか(前編)

身辺雑記
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40代の転職に「科学的な適職」は参考になったのか?(前編)

はじめに

先日Twitterでもご報告した通り、今年の4月、10年ぶり5回目の転職をしました。現在は、内資の製薬企業で、疾病の早期治療にデジタル技術を活用するこをと目的としたプロダクトの研究・開発に関わっています。

私の場合、縁あって複数の企業から内定オファーをいただくことができました。転職して1ヶ月、転職先を選ぶにあたって参考にした書籍「科学的な適職」と、そこにある「仕事の幸福を決める7つの徳目」について、どのくらい参考なったのか振り返ってみたいと思います!

過去の転職との違い

変わらない点

私の転職は5回と決して少なくはありません。ただ、転職自体は10年ぶりであり、一番最近の転職は31歳の時でした。言うまでもなく、この10年間で時代は大きく変わり、新型コロナウィルスの感染拡大によって働き方も変わりました。

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40代の転職はやり直しがきかないので慎重に…当初はそんな不安もありましたが、今回の転職活動の中でそれは払拭されました。「35歳転職限界説」と言われていたのも今は昔、その時代に企業(市場)が求める能力さえ備えていれば、年齢や性別、ライフステージなど関係なく転職は可能です。

さらに、「副業をする」とか「個人事業主として働く」といった選択肢もあることを身をもって知ることができました。言い換えれば、20代だろうが50代だろうが、「その時代に企業(市場)が求める能力を備えてなければ仕事はない」という事でもあります。

変わった点

では、何が変わったのか。

変わった点をわかりやすく説明するために「マズローの欲求5段階」の上位4つを軸に表にしてみました。40代になって、安全欲求や社会欲求が十分満たされたのかと言われればそういう訳ではないですが、新卒社会人から20年のキャリアを経て、ある程度の「自信」と「余裕」がでてきたのだと思っています。特例子会社の代表を7年務め、障害者雇用という2軸目のキャリアを育てられたことも大きく影響しています。

欠乏欲求成長欲求
安全欲求社会的欲求承認欲求自己実現欲求
20代・30代の転職で求めるもの
40代の転職で求めるもの

「自己実現欲求」は、人によって解釈がさまざまですが、私の中では「成長欲求」と置き換えています。「やってみたいことは色々あるが、とにかく成長したい(成長することが目的)」そんなイメージです。今回の転職活動をする中で、この「成長欲求」が飛び抜けて高まっていたことが新鮮でした。

なぜ「成長欲求」が高まったのか

成長欲求が高まった理由は二点あります。先に書いた通り、20年のキャリアの中で「自信」と「余裕」が出てきたことが一つ。もう一つは、今回の転職活動の中で、年齢は関係なく「その時代に企業(市場)が求める能力を備えてなければ仕事はない」と感じたことが危機感となり「成長欲求」を押し上げる要因になった気がします。

実際に転職をするかどうかは別として、そもそも「本気で転職活動をする」ただそれだけで、インプットの量・質が桁違いに変わります。明らかに視野が広がり、自分の現在地点を客観的に見られるようになります。「普段から視野が狭くならないよう努力をしている」と思っていましたが、全く足りませでした。

むしろ、フィルターバブルによって「井の中の蛙野郎」に成り下がっていたとすら思います。

転職先の決め方

「成長欲求」だけでは決められない

冒頭で書いた通り、私は複数の内定をいただきました。いずれも今までやってきたことの延長ではなく「成長欲求」を満たすことができる環境でした。そもそも、複数から転職先を選べるというのは幸せな悩みであることは理解しています。 一方で、定量的なオファー条件(例:報酬や福利厚生、働き方)に大差がない場合、複数から一社に決めるのに相応のカロリーを使います。自身で企業研究をしたり、中の人と話しをしたり、信頼できる諸先輩方に相談もしました。

仕事の幸福を決める7つの徳目 (科学的な適職より)

20代・30代の転職では、定量的なオファー条件+業界内での知名度や注目度みたいな軸で、すんなり決めていた気がします。今振り返っても、それはそれで間違っていなかっと思います。

一方、40代の転職ではすんなり意思決定をすることができませんでした。踏ん切りがつかなかったのです。そこで、昨年話題になった書籍「科学的な適職」と、そこにある「仕事の幸福を決める7つの徳目」を参考にしました。

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さいごに

後編の記事では、実際に転職して1ヶ月経った今、以下の7つの徳目一つ一つが、自分にとってどの程度「仕事の幸福度」を左右したかを書いていきたいと思います。

  1. 裁量権はあるか(自由)
  2. 進歩している感覚はあるか(達成感)
  3. 攻撃型or防御型タイプは合っているか(焦点)
  4. 内容と報酬は明確か(明確)
  5. 業務内容はバラエティに富んでいるか
  6. 自分と似た人が多いか(仲間)
  7. 他人の生活に影響を与えるか(貢献)