特例子会社の現場から – 2020年の社員総会を行いました(後編)
はじめに
2020年の社員総会、最後は代表である私からの総括です。毎年何を話したのかあまり覚えてないんですが、昨年書いたブログによると…
来年も引き続き、現状に甘んじず高い成長をしていって欲しいと思っています。 もちろん、スタートラインや歩幅は多様であっていいんです。成長スピードを周りに合わせる必要はない。ただ、できないことや評価されないことがあった時、それは障害特性によって(就労環境に配慮が足りず)能力が発揮できてないだけなのか、そもそも能力がない(努力が足りてない)のかをしっかり切り分け考えることが非常に重要だというメッセージをしました。
障害者の就労機会が少ない原因は「社会に障害があるから」というのは間違いないです。一方で、それが理由の100%だとは思いません。
賃金は労働の対価として支払われるので、障害者であっても健常者であっても、賃金対価に見合う能力がなければ仕事には就けません。2020年の総括は、この2019年のメッセージの続編になりました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響
12月14日に発表された今年の漢字は「密」。新型コロナウイルス感染症の世界的流行に見舞われ、グリービジネスオペレーションズ(以下、GBO)の事業も働く環境も大いに影響をうけました。
新型コロナウィルスの猛威は日本の雇用環境にも暗い影を落としました。12月の総務省の発表によれば、新型コロナに関連した解雇・雇い止めにあった人数は11月末時点で7万4055人(見込みを含む)、東京や大阪などの都市部では有効求人倍率も1.0未満。
そんな環境下で、GBOとしては以下の2点を前提としてテレワーク中心とした働き方への移行を行いました。
- 雇用を維持すること
- 社員を新型コロナウイルスの感染リスクにさらさないこと
オンライン勤務であっても、企業ビジョンである「能力を最大限発揮でき、仕事を通じ、自律的に成長できる会社をつくる」ために、グリーグループの支援を受けて、ZOOMやビジネスチャットツールの導入、各種ドキュメントのペーパーレス化を推進。会議体や日報の提出方法の見直しも行いました。
個々がより高い意識をもって生きていく時代へ
そして、来年に向けたメッセージ。
2021年は個々がより高い意識をもって生きていく必要がある、そんな時代だと思っています。10年に一度のこの大転換期をむかえ、改めて社員にしっかり伝えておきたかったことです。
年金制度改正法の成立、トヨタの一律の定期昇給を廃止、上場企業の早期・希望退職90社、、、これらはすべて今年のニュースです。国や会社が人生を豊かにしてくれる時代は終わりました、自分のことは自分で守らないといけません。


無論、会社の経営を投げ出したわけではありません!
ただ、何度も言いますが、社員個々の努力も必要不可欠です。
ハンディキャップを帳消しにするような万全の配慮(真ん中の図)には限界があります。「持続可能な障害者雇用」を実現するためには、しっかりと事業を継続し利益を生む必要があります。だからこそ、配慮に甘えてはいけないし受身でもいけない。
会社は、障害特性による働きづらさをできるだけ軽減するための投資と、障害者であっても持てる能力を最大限に発揮できる業務の受注営業、そして、社員が成長できる環境づくりをサポートし続けます。一番右の図にある金網越しの景色を見れるよう一緒にがんばっていきましょう。
さいごに
実力の差は努力の差。
できる範囲でいいです。他人と比較する必要もない。自分自身の歩幅でいいので努力を続けましょう。どんな努力が必要かは、日々の業務フィードバックや定期面談の中ですり合わせをしているはずです。
実績の差は責任感の差。
もっと当事者意識を持ちましょう。自分事化しましょう。来年は、自分で考えて自分から発言・提案した回数をもっと増やしましょう。その第一歩さえあれば、会社がしっかり伴走して背中を押し続けます。
判断力の差は情報量の差。
もっと視野を広げましょう。同じ会社で働く仲間がどんな仕事をしているか知ってますか? ニュース見てますか? 本を読んでますか? 世の中の変化にアンテナを張ってますか? ツールはなんでもいいです、テレビでもいいし、SNSでもYouTubeでもいい。視野を広げて、多様なインプットを得る機会をつくりましょう。
総括は以上です!